立木観音(福島)
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立木観音 観音堂 |
立木(たちき)観音は
福島県河沼郡にある
真言宗豊山派の寺院。
「立木観音」は通称名で
正式寺号は「恵隆寺」。
立木に刻んだ本尊・
8.5mの十一面千手観音
菩薩像で知られる。
寺伝によれば、540年
(欽明天皇元年)、梁の
高僧・青岩が庵を結ぶ。
その後、634年(舒明
天皇6年)恵隆が恵隆寺と
名付けたという。
808年(大同3年)
本尊・千手観音菩薩
開眼、弘法大師・空海
の作とも云われる。
観音堂は木割雄大な
和様建築。立木観音と
共に国の重要文化財。
観音は根の付いた
一木彫では日本最大級。
その迫力に圧倒される。
「だきつき柱」は
抱きついて願い事を
すれば満願成就という。
会津三十三観音31番札所。
「会津ころり三観音」の一つ。
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立木観音 三重塔 |
所在地 |
福島県河沼郡会津坂下町
大字塔寺字松原2944 |
山号 |
金塔山 |
宗派 |
真言宗豊山派 |
本尊 |
十一面千手観音菩薩 |
創建年 |
(伝)540年(欽明天皇元年) |
開基 |
(伝)青岩 |
備考 |
会津ころり三観音 |
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