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袋宮寺(青森)


袋宮寺 本堂


 袋宮寺(たいぐうじ)は
青森県弘前市にある
天台宗の寺院である。

 弘前市の中心部
弘前城の南方に位置する
新寺町の一角にある。
近くに報恩寺がある。
  参考→報恩寺

 県下最大の木造仏
「背高観音」と呼ばれる
本尊・十一面観世音
菩薩立像で知られる。

 創建は定かでないが
津軽藩の祈願所である
熊野三所権現の別当
として開創されたという。

 弘前の西南樋口村
(現在の樋の口町)にあり
津軽天台四山に数えられた
とも云われる。

 江戸末期には、衰退し
報恩寺の塔頭・無量院と
合併したとされる。

 五間四方の小規模な
本堂は延宝五年(1677年)
頃の建立と云われる。

 その本堂に安置する
十一面観音は像高6.15m
の巨像で正に圧巻である。
県の重要文化財である。


袋宮寺 境内の観音像


所在地 青森県弘前市新寺町26
山号 那智山
宗派 天台宗
本尊 十一面観世音菩薩立像
備考 背高観音



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