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盛雲院(青森)


盛雲院 山門


 盛雲院(せいうんいん)は
青森県弘前市にある
曹洞宗の寺院である。

 弘前城の南西にある
曹洞宗「禅林街」に並ぶ
三十三カ寺の一つ。

 黒門から入る上寺通り
に対し、赤門から入る
下寺通りの右手にある。

 禅林街に集結の際
躊躇し移転が遅くれ
立地悪く「谷の寺」と
呼ばれる時期もあるとか。

 元亀年間(1570-73年)
乳井(にゅうい)氏が
創建したとされる。

 山号は「金龍山」。
大鰐町にあった金龍寺に
由来すると云われる。

 金龍寺の末寺。
金龍寺廃寺後は耕春院
(現・宗徳寺)の末寺。
  参考→宗徳寺

 1903年(明治37年)
不審火の出火で全焼。
住職・徳隣和尚も死亡。

 1906年(明治40年)
本堂を新築、さらに
老朽化のため、1978年
(昭和53年)に改築。


盛雲院 本堂


所在地 青森県弘前市西茂森1-7-1
山号 金龍山
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦如来
創建年 元亀年間(1570-73年)
開基 乳井氏
備考 宗徳寺の末寺



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