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東南寺(滋賀)


東南寺 山門


 東南寺(とうなんじ)は
滋賀県近江八幡市にある
天台宗の寺院である。

 JR琵琶湖線「安土」駅
から徒歩5分程の所にある。

 創建については定か
ではないが、江戸前期に
天海僧正により開創
されたと伝えられる。

 僧正は天台宗の僧、
諡号は慈眼大師である。

 1737年(元文2年)
桑実寺の別格塔頭・
正覚院が浄土宗に
転宗し竜王町へ移転。
  参考→桑実寺

 その際、東南寺が
正覚院の寺務と寺格を
引き継いだと云われる。

 正覚院は室町幕府
第12代将軍・足利義晴が
一時、仮幕府を置いた
所で知られる。

 そのため、織田信長
朱印状から足利義晴文書
などが寺宝として残る。

 地蔵菩薩立像は木造、
平安期作といわれる。
国の重要文化財である。


東南寺 本堂


所在地 滋賀県近江八幡市安土町下豊浦2808
山号 仏立山
宗派 天台宗
開基 天海僧正
備考 正覚院



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