桑実寺(滋賀)
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桑実寺 寺標 |
桑実寺(くわのみでら)は
滋賀県近江八幡市にある
天台宗の寺院である。
繖山(きぬがささん)の
中腹に建ち、山号は繖山。
観音正寺、石馬寺、
安楽寺、善勝寺とともに
繖五山の一つに数えられる。
参考→安楽寺
寺伝では、677年
(白鳳6年)藤原鎌足
の長男、定恵和尚が
開創したと伝える。
天智天皇の四女・
阿閉(あべ)皇女の
病気平癒により
天皇の勅願とされる。
繖山の「繖」は糸偏に
散ると書くが、蚕から糸を
散らし、絹糸を造ることに
由来すると云われる。
また、寺名は和尚が
中国から桑を持ち帰り、
養蚕の技術を広めた事に
因むと伝えられる。
湖東二十七名刹霊場
18番札所、及び、びわ湖
百八霊場71番札所である。
別称「桑峰薬師」、西国
薬師第46番霊場札所でもある。
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桑実寺 山門 |
所在地 |
滋賀県近江八幡市安土町桑実寺675 |
山号 |
繖山 |
宗派 |
天台宗 |
本尊 |
薬師如来 |
創建年 |
(伝)677年(白鳳6年) |
開基 |
定恵和尚 |
別称 |
桑峰薬師 |
備考 |
湖東二十七名刹霊場18番 |
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