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梵釈寺(滋賀)


梵釈寺 山門


 梵釈寺(ぼんしゃくじ)は
滋賀県東近江市にある
黄檗宗の寺院である。

 旧蒲生町の岡本集落
の南方、丘陵裾にある。

 近江鉄道本線
「朝日大塚」駅から徒歩
10分程の所にある。

 天和年間(1681-
836年)奥田八郎右衛門が
晦翁を開山に迎えて
創建したと云われる。

 八郎右衛門は岡本村
の領主・旗本である。

 また、786年(延暦5年)
桓武天皇が大津市に
開創の梵釈寺を現在地に
再興したという説もある。

 1728年(享保13年)
僧・翠峰の時に黄檗宗
となり、大本山・萬福寺
の末寺となる。
  参考→萬福寺

 本尊・阿弥陀如来は
像高116cm、宝冠坐像で
平安中期作で国指定の
重要文化財である。

 1328年(嘉暦3年)銘
の宝篋印塔も、また、
国指定の重要文化財。


梵釈寺 本堂


所在地 滋賀県東近江市蒲生岡本町185
山号 天龍山
宗派 黄檗宗
本尊 阿弥陀如来
開基 晦翁
備考 萬福寺末寺



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