萬福寺(京都)
萬福寺(まんぷくじ)は
京都府宇治市にある
黄檗宗の大本山である。
1661年(寛文元年)
中国僧の隠元禅師により
創建されたと云われる。
総門を潜ると三門、
天王殿、大雄宝殿、法堂と
整然と一直線に並ぶ。
玄関に当たる天王殿には
太鼓腹の布袋尊を祀る。
弥勒菩薩の化身という。
京都七福神の一つである。
本堂となる大雄宝殿は
日本では唯一のチーク材を
使った歴史的建造物。
堂内には本尊の釈迦如来
座像を祀る。両脇侍は
迦葉尊者、阿難尊者である。
堂内左右の壁面には
十八羅漢像を安置する。
十六羅漢に慶友尊者、
賓頭廬尊者の2尊が加わる。
隠元禅師はインゲン豆、
孟宗竹、スイカ、レンコン
を日本にもたらしたいう。
齊堂前にある開版は
魚板で木魚の原形とされる。
中国風精進料理の普茶
料理を予約できるという。
所在地 |
京都府宇治市五ヶ庄三番割34 |
山号 |
黄檗山 |
宗派 |
黄檗宗 |
本尊 |
釈迦如来 |
創建年 |
1661年(寛文元年) |
開基 |
隠元禅師 |
備考 |
京都七福神(布袋尊) |
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