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圓常寺(滋賀)


圓常寺 山門


 圓常寺(えんじょうじ)は
滋賀県彦根市にある
浄土宗の寺院である。

 北陸自動車道「彦根」
ICより10分程の所にある。

 1611年(慶長16年)
井伊直孝が母の菩提を
弔うために創建した
と云われる。

 井伊直孝は初代・
直政を引継ぎ、彦根城を
完成させた第2代
彦根藩主である。

 彦根城下の旧外堀と
内堀の間に位置する。

 本尊は阿弥陀如来
立像である。鎌倉時代を
代表する仏師・快慶作
と云われる。

 快慶の後期の作と
され、県の文化財に指定
されている。

 快慶作の仏像は、全国で
40体程あるとされるが
県内では石山寺の大日如来
坐像と2体だけという。
  参考→石山寺

 境内の閻魔堂には
13体の仏像が安置されている。


圓常寺 本堂


所在地 滋賀県彦根市城町2-4-62
山号 智照山
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来立像
創建年 1611年(慶長16年)
開基 井伊直孝
備考 快慶作本尊



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