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洞寿院(滋賀)


洞寿院 山門


 洞寿院(どうじゅいん)は
滋賀県長浜市にある
曹洞宗の寺院である。

 北陸自動車道「木之本」
ICより25分程、滋賀の
最北端、高時川上流にある。

 全長寺、菅山寺と共に
「余呉三山」と呼ばれる。
  参考→全長寺

 1406年(応永13年)
如仲禅師により開山
されたと云われる。

 禅師は後の大本山総持寺
第40世。全国に2500の寺を
建立。最初が洞寿院という。
  参考→総持寺

 寺名は「遷洞長寿」
(幽仙に移って長生きする)
に由来すると云われる。

 近江の曹洞宗の中核
となり、修行道場として
禅僧を養育したとされる。

 徳川2代将軍・秀忠から
30石の寺領と葵の紋章、
また、宮家の尊崇を受け
菊の紋賞を許される。

 本堂の屋根は優美な
禅宗様で「湖北の大屋根」
とも呼ばれる。屋根上に
葵と菊の紋章が並ぶ。


洞寿院 本堂


所在地 滋賀県長浜市余呉町菅並492
山号 塩谷山
宗派 曹洞宗
本尊 釈迦三尊
創建年 1406年(応永13年)
開山 如仲禅師
備考 余呉三山



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