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西円寺(滋賀)


西円寺 山門


 西円寺(さいえんじ)は
滋賀県米原市にある
黄檗宗の寺院である。

 国道21号線と8号線
の分岐「西円寺交差点」
近くの集落の一角にある。

 1352年(文和元年)
今井六左衛門により
仁空和尚を開山として
創建されたと云われる。

 六左衛門は近江守護
・京極氏の重鎮の今井家
4代で今井家の菩提寺
として開創したという。

 天台宗であったが
江戸期に黄檗宗に改宗。
京都宇治の萬福寺の
末寺となったとされる。
  参考→萬福寺

 中国風の窟門である
山門は2つの龍に守られ
正式名は双龍閣、通称
双龍門と呼ばれる。

 本尊の聖観自在菩薩は
鎌倉期の作と伝えられる。
秘仏で33年に1度開帳される。
県指定重要文化財である。

 琵琶湖形といわれる
池庭式庭園は江戸前期
の作庭とされる。


西円寺 本堂


所在地 滋賀県米原市西円寺661
山号 大雄山
宗派 黄檗宗
本尊 聖観自在菩薩
創建年 1352年(文和元年)
開基 今井六左衛門
備考 江湖北二十七名刹霊場26番



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