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浄安寺(大分)


浄安寺 山門


 浄安寺(じょうあんじ)は
大分県中津市にある
浄土宗鎮西派の寺院である。

 寺院が並ぶ「寺町」の
一角、円龍寺の近くにある。
  参考→円龍寺

 1640年(寛永17年)
小笠原政直が父・長継
の菩提を弔うために
創建したと云われる。

 政直は長継の長男。
長継は長次の祖父・
貞慶の従弟にあたる。

 1715年(正徳5年)
本堂と鐘楼が焼失。

 現在の本堂は1811年
(文化8年)舟町の豪商・
井筒屋勘之助高通の寄進
により再建されたという。

 本尊の阿弥陀如来像は
平安時代の作とされる。

 大涅槃図は中津小笠原
藩絵師・海北友倩による
1690年頃の作で縦2.9m、
横2.1mの大作である。

 阿弥陀如来像と
大涅槃図は例年2月15日
から3月15日に一般に
公開される。


浄安寺 本堂


所在地 大分県中津市寺町995
山号 正壽山
宗派 浄土宗鎮西派
本尊 阿弥陀如来像
創建年 1640年(寛永17年)
開基 小笠原政直
備考 中津小笠原藩主の菩提寺



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