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円龍寺(大分)


円龍寺 山門


 円龍寺(えんりゅうじ)は
大分県中津市にある
浄土宗鎮西派の寺院である。

 寺院が並ぶ「寺町」の
一角、円応寺の近くにある。
  参考→円応寺

 地元では「閻魔さんの
お寺」として親しまれる。

 1632年(寛永9年)小笠原
長次が創建したという。

 長次は播州龍野から
中津藩主として入国し
専譽上人を開山として
開創したと云われる。

 山門を潜った左手の
観音堂には子安観世音
菩薩が祀られている。

 閻魔堂には閻魔大王と
葬頭河婆(そうずかのうば)
(奪衣婆(だつえば))が
安置されている。

 閻魔像は檀家の武士が
旅先で閻魔大王への懺悔と
信仰により仏道に帰依。

 山国川河畔に造立した
ものが移されたという。

 地獄・餓鬼・畜生・修羅・
人・天人界と極楽を表現
した「地獄極楽図」がある。


円龍寺 閻魔堂


所在地 大分県中津市寺町991
山号 岡谷山
宗派 浄土宗鎮西派
本尊 阿弥陀如来
創建年 1632年(寛永9年)
開基 小笠原長次
備考 閻魔さんのお寺



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