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円応寺(大分)


円応寺 山門


 円応寺(えんのうじ)は
大分県中津市にある
浄土宗鎮西派の寺院。

 寺院が並ぶ「寺町」の
一角、合元寺からは
100mほどの所にある。
  参考→合元寺

 河童伝説が残る
「河童の由来の寺」
としてよく知られる。

 1587年(天正15年)
黒田孝高が真誉見道
上人を開山として
創建したと云われる。

 江戸中期、寂玄上人が
河童と問答の末、修行させ
河童の頭目三匹に戒名を
授けたという伝承がある。

 河童は感謝の気持ち
として火難や水難から
寺を守ったという。

 境内には「河童の池」
「河童の墓」がある。
 
 頭目の戒名を彫った
火難水難除けの護符の
版木も残されている。

 また、今でも法要の時
には、必ず河童の頭目の
供養を行っているという。


円応寺 河童の池


所在地 大分県中津市寺町961-2
山号 鏡智山
宗派 浄土宗鎮西派
本尊 阿弥陀如来
創建年 1587年(天正15年)
開基 黒田孝高
備考 河童の由来の寺



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