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合元寺(大分)


合元寺 赤塀


 合元寺(ごうがんじ)は
大分県中津市にある
西山浄土宗の寺院である。
「寺町」の一角にある。

 白壁の寺が多い寺町
の中でも赤壁の異様さが
目立つ。通称「赤壁寺」
とも呼ばれる。

 1587年(天正15年)
黒田孝高に従い姫路から
来た空誉上人により
開山されたと云われる。

 孝高は通称は黒田
官兵衛、出家後の法名・
如水とも呼ばれる

 孝高は前領主・宇都宮
鎮房を謀略結婚により
中津城内で誘殺。

 家臣達は合元寺を拠点に
奮戦むなしく最後を遂げる。

 以来、門前の白壁は
幾度塗り替えても
血痕が消えず、遂に赤く
塗り替えたと云われる。

 宇都宮家の家臣は合葬し
延命地蔵菩薩堂に祀り
菩提を弔ったという。

 激戦の様子は現在も
庫裏の大黒柱の刀の痕に
残されている。


合元寺 山門


所在地 大分県中津市寺町973
宗派 西山浄土宗
本尊 阿弥陀如来
創建年 1587年(天正15年)
開基 黒田孝高(如水)
通称 赤壁寺
備考 宇都宮一族の戦跡



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