聖現寺(沖縄)
聖現寺(しょうげんじ)は
沖縄県那覇にある
真言宗の寺院である。
山号は天久山。別称
「天久寺」(あまくぬてぃら)
とも呼ばれる。
成化年間(1465~87年)
咄海禅師を開山に迎えて
天久宮の別当寺として
創建されたと云われる。
天久宮は臨海寺の
沖宮と同じく熊野神と
密接な関係にある。
参考→臨海寺
天久宮は「天久権現」
「天久山大権現」「天久山熊野
三社大権現」とも呼ばれる。
天久宮の位置する
泊村は奄美大島と関連
する港として開発された
と云われる。
英祖王建設の公館
「泊御殿」の北に諸島の
貢物を貯蔵する公倉を建造。
これが後の聖現寺という。
外国人の臨時の居留地に
利用されたとも云われる。
聖現寺・天久宮とも
沖縄戦で焼失。50~100mほど
北の現在地に移転・再興。
所在地 |
沖縄県那覇市上之屋392 |
山号 |
天久山 |
宗派 |
真言宗 |
本尊 |
正観音菩薩 |
創建年 |
成化年間(1465~87年) |
開山 |
咄海禅師 |
別称 |
天久寺 |
備考 |
天久宮の別当寺 |
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