神徳寺(沖縄)
神徳寺(じんとくじ)は
沖縄県那覇市にある
真言宗の寺院である。
八幡宮の別当寺として
開創されたと云われる。
八幡宮は臨海寺の沖宮
と同じく琉球の官社・
「琉球八社」の一つである。
参考→臨海寺
琉球の官社は多くは
熊野社を祀る神社であるが
八幡宮のみは文字どおり
「八幡神」を祀る神社である。
八幡神は九州宇佐で発展し
石清水八幡宮、さらには
鎌倉・鶴岡八幡宮が建立され
日本を代表する神となる。
琉球では八幡神は
外敵調伏の神として信仰
されていたと云われる。
創建については
時期など定かではない。
しかし、琉球の
領域拡大に伴う対外戦争
にかかわる尚徳王の
時代とも云われる。
沖縄戦により神徳寺、
八幡宮ともに焼失。戦後、
元の場所に復興され
現在に至っているという。
所在地 |
沖縄県那覇市字安里38 |
山号 |
高明山 |
宗派 |
真言宗 |
本尊 |
不動明王 |
備考 |
八幡宮の別当寺 |
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