清水寺(長崎)
清水寺(きよみずでら)は
長崎県長崎市にある
真言宗の寺院である。
長崎市街が見渡せる
市内の高台に位置する。
1623年(元和9年)
京都の清水寺の僧侶・
慶順僧都が開創したと
伝えられている。
参考→清水寺(京都)
僧都は全国巡錫に立ち
辿り着いた長崎の地で
創建したと云われる。
本尊・千手観世音菩薩は
僧都が携えてきたとされ
大きさは京都・清水寺の
本尊の10分の1という。
清水型といわれる
千ある手の一つが頭上で
合掌する秘仏で、開帳は
60年に1度とされる。
石門は中門にあたり
珍しいアーチ型である。
鐘楼の梵鐘は戦時中の
金属回収も免除され、長崎
現存最古の日本の梵鐘で
市指定の有形文化財である。
本堂は伝統的な日本
様式に中国様式が混ざる
独特な建築物である。
所在地 |
長崎県長崎市鍛冶屋町8-43 |
山号 |
長崎山 |
宗派 |
真言宗 |
本尊 |
千手観世音菩薩 |
創建年 |
1623年(元和9年) |
開山 |
慶順僧都 |
備考 |
長崎四国八十八ヵ所第16番 |
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