熊谷寺(徳島)
熊谷寺(くまだにじ)は
徳島県阿波市にある
高野山真言宗の寺院である。
四国八十八箇所8番札所。
正式名は「普明山 真光院
熊谷寺」である。
7番札所・十楽寺の西
約4kmほどの所にある。
参考→十楽寺
寺伝では、弘法大師が
近くの閼伽ヶ谷で修行中、
熊野権現が現れて、金の
観音像を授けられる。
そこで大師は霊木に
等身大の千手観世音菩薩を
刻み胎内にその観音像を
収めて本尊としたと伝える。
山門は境内より100m
ほど南にある和様と唐様の
折衷様式の仁王門である。
高さ13mの二重門で、
四国霊場の最大の山門。
徳島県の指定文化財である。
山門から公道を渡り
参道を行くと左手に高さ
20m余の多宝塔がある。
四国最大最古のものという。
さらに石段を上り
中門を潜ると正面に本堂、
左手に大師堂がある。
所在地 |
徳島県阿波市土成町土成字前田185 |
山号 |
普明山 |
宗派 |
高野山真言宗 |
本尊 |
千手観世音菩薩 |
開基 |
(伝)空海(弘法大師) |
正式名 |
普明山 真光院 熊谷寺 |
備考 |
四国八十八箇所8番札所 |
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