十楽寺(徳島)
十楽寺(じゅうらくじ)は
徳島県阿波市にある
高野山真言宗の寺院である。
四国八十八箇所7番札所。
正式名は「光明山 蓮華院
十楽寺」である。
6番札所・安楽寺より
徒歩15分ほどの所にある。
参考→安楽寺
寺伝では、弘法大師が
阿弥陀如来を感得し、楠に
その像を刻み本尊として
開創したと伝える。
老、病、死など8つの
苦しみを逃れ、光明に輝く
10の楽しみを得られるように
「光明山十楽寺」としたという。
かっては七堂伽藍を有する
大寺であったが長宗我部
元親の兵火ですべて焼失。
本尊は住職が背負って
守ったと云われる。
1635年(寛永12年)再建。
山門は竜宮門形式の
鐘楼門、中門は上層に
愛染明王を安置する。
奥に本堂、さらに左手に
「治眼疾目救歳地蔵」がある。
古くから眼病平癒の地蔵尊
として知られる。
所在地 |
徳島県阿波市高尾字法教田58 |
山号 |
光明山 |
宗派 |
高野山真言宗 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
開基 |
(伝)空海(弘法大師) |
正式名 |
光明山 蓮華院 十楽寺 |
備考 |
四国八十八箇所7番札所 |
|