安楽寺(徳島)
安楽寺(あんらくじ)は
徳島県板野郡にある
高野山真言宗の寺院である。
四国八十八箇所6番札所。
正式名は「温泉山 瑠璃光院
安楽寺」である。
寺伝によれば、815年
(弘仁6年)弘法大師が
薬師如来を刻んで
創建したと伝える。
現在地より2kmほど
離れた安楽谷に温泉を発見し
堂宇を建立したという。
山号は「温泉山」とされる。
1598年(慶長3年)
遍路の宿泊施設「駅路寺」
の一つである端運寺と
合併し現在地に移転。
山門は白壁の竜宮門形式、
上層が鐘楼の鐘楼門、門の
左右に金剛力士(仁王)像
が安置されている。
正面奥に本堂があり
右手に大師堂、左手に
観音堂がある。
回遊式日本庭園の
奥に多宝塔が建つ。
逆松(さかまつ)は
大師を守ったという
厄除けの伝承のがある。
所在地 |
徳島県板野郡上板町引野字寺ノ西北8 |
山号 |
温泉山 |
宗派 |
高野山真言宗 |
本尊 |
薬師如来 |
開基 |
(伝)空海(弘法大師) |
正式名 |
温泉山 瑠璃光院 安楽寺 |
備考 |
四国八十八箇所6番札所 |
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