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道隆寺(香川)



道隆寺 仁王門


 道隆寺(どうりゅうじ)は
香川県多度津町にある
真言宗醍醐派の大本山。

 四国八十八箇所77番札所。
正式名は「桑多山 明王院
道隆寺」である。

 創建時期は諸説あるが
開基は和気道隆とされる。

 道隆は第76番・金倉寺を
創建した道善の弟である。
  参考→金倉寺

 道隆は桑畑で誤って
矢で射った乳母の供養の
ため桑の木で薬師如来を刻み
堂宇を建て安置したという。

 道隆の子・朝祐が第2世
住職となり伽藍を整備し
父の名から「道隆寺」と
号したと云われる。

 その後、弘法大師が
薬師如来を刻み道隆の
彫った像を胎内仏として
本尊としたという。

 薬師如来は「眼なおし
薬師」とも呼ばれ
眼病平癒の信仰がある。

 仁王門を潜ると観音像
255体がずらりと並ぶ。
正面に本堂、その右手に
大師堂、多宝塔などがある。


道隆寺 本堂


所在地 香川県仲多度郡多度津町北鴨1-3-30
山号 桑多山
宗派 真言宗醍醐派
寺格 大本山
本尊 薬師如来
開基 (伝)和気道隆
正式名 桑多山 明王院 道隆寺
備考 四国八十八箇所77番札所



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