称名寺(北海道)
称名寺(しょうみょうじ)は
北海道函館市にある
浄土宗の寺院である。
高龍寺の近くにあり
また、市内では高龍寺に
次いで古い寺院である。
参考→高龍寺
1644年(正保元年)
伊勢の国の僧・円龍が
北海道に渡り開創
したと云われる。
亀田村(現函館市内)に
阿弥陀如来像を祀り
阿弥陀堂と称したという。
1690年(元禄3年)
松前の光善寺の末寺として
称名寺に改称したとされる。
その後、幾度かの火災で
移転、再建を繰り返す。
1881年(明治14年)
現在地に移転。1929年
(昭和4年)現在の鉄筋の
本堂が完成したと云われる。
境内には、箱館発展の
基を築いた高田屋嘉兵衛の
顕彰碑、土方歳三と新撰組
隊士の供養碑などがある。
「貞治の碑」は北海道
最古の石碑といわれ、北海道
指定有形文化財である。
所在地 |
北海道函館市船見町18-14 |
山号 |
護念山 |
宗派 |
浄土宗 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
1644年(正保元年) |
開基 |
円龍 |
備考 |
貞治の碑 |
|