出釈迦寺(香川)
出釈迦寺 (しゅっしゃかじ)は
香川県善通寺市にある
真言宗御室派の寺院である。
四国八十八箇所73番札所。
正式名は「我拝師山 求聞持院
出釈迦寺」である。
曼荼羅寺から500mほど
の我拝師山の麓にある。
参考→曼荼羅寺
弘法大師の古里の一つで
幼少名・真魚(まお)7歳の時、
我拝師山に登り、仏門に入る
願いを念じて身を投じたという。
その時、釈迦如来が天女を
連れて現れ大師を抱き止めた
といわれる伝承の寺とされる。
のち大師は釈迦如来像を
刻み本尊とし我拝師山と号し
出釈迦寺と命名した寺を
創建したと云われる。
捨身ヶ嶽禅定は寺から
50分ほど登った地点にある。
元はここが札所であったが
1920年(大正9年)麓に移転。
今は寺の奥の院となっている。
捨身ヶ岳禅定に登れない人
のためにこの場所で念仏を
唱えると同じ利益が得られる
という奥之院遥拝所がある。
所在地 |
香川県善通寺市吉原町1091 |
山号 |
我拝師山 |
宗派 |
真言宗御室派 |
本尊 |
釈迦如来 |
開基 |
(伝)空海(弘法大師) |
正式名 |
我拝師山 求聞持院 出釈迦寺 |
備考 |
四国八十八箇所73番札所 |
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