小塚原回向院(東京)
小塚原回向院
(こづかっぱらえこういん)は
東京都荒川区にある
浄土宗の寺院である。
JR常磐線・東京メトロ
日比谷線ともに「南千住」駅
より徒歩2分ほどの所にある。
小塚原は小塚原刑場に
由来するが両国の回向院に対し
南千住にあることから、別称
南千住回向院とも呼ばれる。
参考→回向院(両国)
1667年(寛文7年)
弟誉義観(ていよぎかん)が
常行堂を創建したことに
始まると云われる。
義観は回向院の住職で
刑場の刑死者を供養する
ために建立したとされる。
回向院の別院であったが
「豊国山 回向院」として独立。
吉田松陰や橋本左内
などの墓所がある。
杉田玄白や前野良沢
などがここで刑死者の腑分け
(解剖)に立会ったという。
それをきっかけに
「解体新書」が翻訳され
それを記念して本堂内壁に
「観臓記念碑」がある。
所在地 |
東京都荒川区南千住5-33-13 |
山号 |
豊国山 |
宗派 |
浄土宗 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
1667年(寛文7年) |
開基 |
弟誉義観 |
正式名 |
豊国山 回向院 |
別称 |
南千住回向院 |
備考 |
観臓記念碑 |
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