公春院(東京)
公春院(こうしゅんいん)は
東京都荒川区にある
浄土宗の寺院である。
東京メトロ日比谷線
「三ノ輪」駅より徒歩4分
ほどの所にある。
創建は定かでないが
晏清満海行者により
修験者の僧坊として
開山されたと云われる。
正式名は「満海山
公春院 千日寺」である。
寺号「千日寺」は
満海行者が比叡山での
千日回峰行を満行した
ことに由来するとされる。
当初は天台宗であったが
3世・円連社岳誉唯称上人
梵冏和尚により浄土宗に
改宗されたと云われる。
境内にかって樹齢500年
東武三十六名松の一つ
寺域の証拠とされた「証拠
の松」があったという。
本堂内の太鼓は銘により
天明七年(1787)京都の職人・
橋村利右衛門作とされる。
また、境内の手水鉢は
寛文十年(1670)の銘がある。
所在地 |
東京都荒川区南千住1-32-9 |
山号 |
満海山 |
宗派 |
浄土宗 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
開山 |
晏清満海行者 |
正式名 |
満海山 公春院 千日寺 |
備考 |
浅草聖徳寺の末寺 |
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