浄閑寺(東京)
浄閑寺(じょうかんじ)は
東京都荒川区にある
浄土宗の寺院である。
東京メトロ日比谷線
「三ノ輪」駅より徒歩
2分ほどの所にある。
近くに永久寺がある。
参考→永久寺
1655年(明暦元年)
天蓮社晴誉順波和尚が
開山したと云われる。
吉原遊郭から近く
遊女の「投げ込み寺」
としても知られる。
1855年、安政の大地震
で大量の遊女の遺体が
投げ込まれ葬られたこと
からの呼び名である。
本堂の裏手には
遊女を供養する「新吉原
総霊塔」がある。
「生まれては苦界、
死しては浄閑寺」の文が
添えられている。
作家・永井荷風が度々
訪れ、荷風の詩碑がある。
山門は江戸時代の建立で
荒川区の最古の木造建造物。
門前に小夜衣供養地蔵尊が立つ。
所在地 |
東京都荒川区南千住2-1-12 |
山号 |
栄法山 |
宗派 |
浄土宗 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
1655年(明暦元年) |
開山 |
天蓮社晴誉順波和尚 |
正式名 |
栄法山 清光院 浄閑寺 |
別称 |
投げ込み寺 |
備考 |
新吉原総霊塔 |
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