永久寺(東京)
永久寺(えいきゅうじ)は
東京都台東区にある
天台宗の寺院である。
東京メトロ日比谷線
「三ノ輪」駅より徒歩
1分ほどの所にある。
創建は定かでないが
南北朝時代に建立したと
伝えられている。
当初は真言宗で唯識院と
号していたが、衰退、再建、
改称を繰り返す。
江戸初期、檀家の山野
加右衛門永久により中興。
永久は試刀家で一千人
もの死体を試し斬りをし
その霊を供養するため
諸堂を建立したと云われる。
その功により「永久寺」と
称するようになったという。
境内の不動堂には
慈覚大師作と伝える
不動明王像が祀られている。
江戸五色不動の一つ
「目黄不動」で知られる。
五色不動は3代将軍・
家光が鎮護と天下泰平を
祈願・選出した目青、目赤、
目黒、目白、そして目黄である。
所在地 |
東京都台東区三ノ輪2-14-5 |
山号 |
養光山 |
宗派 |
天台宗 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
中興年 |
1667年(寛文7年) |
中興 |
山野加右衛門永久 |
備考 |
目黄不動 |
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