毛越寺(岩手)
毛越寺(もうつうじ)は
岩手県西磐井郡にある
天台宗の寺院である。
JR東北本線「平泉」駅
から徒歩10分ほどの所にある。
中尊寺と共に平泉町を
代表とする古刹である。
参考→中尊寺
浄土を表す遺跡群の一部
として世界遺産に登録される。
寺伝によれば、850年
(嘉祥3年)円仁(慈覚大師)
により開創されたと伝える。
円仁が白鹿の毛に
導かれたという故事から
毛越寺と名付けられたという。
藤原氏2代・基衡から
3代・秀衡の時代には
堂塔40、僧坊500と中尊寺を
凌ぐほどであったと云われる。
大泉が池を中心とする
仏の世界・浄土を表現した
浄土庭園は平安末期の遺構で
当寺院のシンボルである。
庭園は国の特別名勝であり
境内も特別史跡となっている。
本堂には本尊・薬師如来、
脇士に日光・月光菩薩、
四天王が安置されている。
所在地 |
岩手県西磐井郡平泉町字大沢58 |
山号 |
医王山 |
宗派 |
天台宗 |
寺格 |
別格本山 |
本尊 |
薬師如来 |
創建年 |
(伝)850年(嘉祥3年) |
開山 |
(伝)円仁(慈覚大師) |
備考 |
世界遺産 |
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