東海寺(東京)
東海寺(とうかいじ)は
東京都品川区にある
臨済宗大徳寺派の寺院。
京急本線「新馬場」駅
から徒歩5分ほどの所にある。
1639年(寛永16年)
徳川家光が沢庵和尚を
招聘して開山したとされる。
寺領500石、敷地
4万7000坪を賜り、別格
本山格の寺院となる。
江戸では上野・寛永寺、
芝・増上寺に次ぐ大寺
だったと云われる。
参考→寛永寺、増上寺
また、大徳寺派の
江戸触頭(ふれがしら)
の一つともいう。
塔頭17ヵ寺を有したが
明治維新で廃寺となり
塔頭の一つ・玄性院が旧跡を
引継ぎ現在に至っている。
鐘楼の梵鐘は1692年
(元禄5年)名工・幕府の
御用鋳物師・椎名伊予守良寛
により造られたという。
沢庵和尚の墓がある。
なお、和尚は「たくわん漬け」
の考案者とも云われる。
所在地 |
東京都品川区北品川3-11-9 |
山号 |
万松山 |
宗派 |
臨済宗大徳寺派 |
本尊 |
釈迦三尊 |
創建年 |
1639年(寛永16年) |
開基 |
徳川家光 |
備考 |
沢庵和尚の墓 |
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