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海晏寺(東京)


海晏寺 本堂


 海晏寺(かいあんじ)は
東京都品川区にある
曹洞宗の寺院である。

 京浜急行「青物横丁」駅
から徒歩で5、6分ほどの
「第一京浜」道路沿いにある。

 1251年(建長3年)
鎌倉執権・北条時頼が
大覚禅師(蘭渓道隆)を
開山に迎え創建したとされる。

 禅師は宋からの渡来僧で
建長寺を開山している。
  参考→建長寺

 品川の海上に大鮫の
死体が上り、その腹から
正観音木像が出て一宇を
建立し安置したと伝える。

 なお、これが現在の
「鮫洲」の地名の由来という。 
 
 その後、衰退するが
1593年(文禄2年)徳川
家康の命により再興。

 臨済宗建長寺派から
曹洞宗へ改宗される。

 江戸時代は紅葉の
名所「千貫紅葉」と
云われたという。

 岩倉具視の墓がある。
東海三十三観音霊場30番。


海晏寺 鐘楼


所在地 東京都品川区南品川5-16-22
山号 補蛇落山
宗派 曹洞宗
本尊 聖観音菩薩
創建年 1251年(建長3年)
開基 北条時頼
備考 岩倉具視の墓



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