常栄寺(鎌倉)
常栄寺(じょうえいじ)は
鎌倉市大町にある
日蓮宗の寺院である。
JR鎌倉駅から徒歩8分ほど
妙本寺の入口わきの小道を
南に行くと左手にある。
参考→妙本寺
鎌倉では珍しい
鮮やかな朱色の冠木門が
印象的である。
1606年(慶長11年)
日祐法尼により日詔を
開山として創建された
と云われる。
尼は源頼朝が由比ヶ浜
の「千羽鶴の放鳥」を遠望
する桟敷を管理し「桟敷
の尼」と云われたという。
その尼が日蓮が龍ノ口
の処刑場に護送される途中
「胡麻入りのぼた餅」を捧げ
「ぼたもち寺」とも呼ばれる。
その後、日蓮が奇跡的に
処刑を免れたことから
「御首継ぎに胡麻の餅」
との逸話が生まれる。
「常栄寺」は尼の法号
「妙常日栄」に由来するという。
日蓮が法難に遭った9月12日
「ぼたもち供養」が行われる。
所在地 |
鎌倉市大町1-12-11 |
山号 |
慧雲山 |
宗派 |
日蓮宗 |
本尊 |
三宝祖師 |
創建年 |
1606年(慶長11年) |
開基 |
日祐法尼 |
別称 |
ぼたもち寺 |
備考 |
ぼたもち供養 |
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