妙本寺(鎌倉)
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祖師堂 |
妙本寺(みょうほんじ)は
鎌倉市大町にある
日蓮宗の本山である。
もとは、比企能員(ひき
よしかず)の屋敷である。
北条政子は2代将軍・源頼家を
ここで生んでいるという。
比企の乱で一族は滅び
比企能員の末子の比企
能本が一族の霊を弔う
ために創建したとされる。
山号の長興は能本の父・
能員の法名、寺号の妙本は
母の法名と云われる。
総門から方丈門、本堂、
二天門、奥の祖師堂へと続く。
比企一族の住処が忍ばれる。
「二門二堂」の日蓮宗
のなか、総門、方丈門、
二天門の「三門」と本堂、
祖師堂の「二堂」がある。
鮮やかな朱の二天門は
毘沙門天・持国天を祀る。
祖師堂は建長寺仏殿と共に
鎌倉最大級の木造建築。
全国の日蓮宗の中でも
身延山久遠寺、池上本門寺と
並び最も古い寺院の一つ。
杉木立の参道は蝉時雨が
賑やかで夏の風物詩である。
所在地 |
鎌倉市大町1-15-1 |
山号 |
長興山 |
宗派 |
日蓮宗 |
寺格 |
本山 |
本尊 |
三宝尊 |
創建年 |
1260年(文応元年) |
開基 |
比企能本 |
備考 |
日蓮聖人霊跡 |
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