恵林寺(山梨)
恵林寺(えりんじ)は
山梨県甲州市にある
臨済宗妙心寺派の寺院である。
JR中央本線「塩山」駅
より車で10分ほどの所にある。
近くに放光寺がある。
参考→放光寺
戦国武将・武田信玄
の菩提寺として知られる。
1330年(元徳2年)
夢窓疎石を開山として
二階堂氏邸を禅寺した
のに始まるとされる。
黒門から参道へ、丹塗り
の四脚門、通称「赤門」を
潜ると「三門」が現れる。
門には信長の焼討ちを
受けた快川和尚の「心頭
滅却すれば火自ら涼し」
という遺偈が掛けられている。
開山堂には夢窓疎石、
快川和尚、末宗和尚の
3像が安置されている。
明王殿の「武田不動尊」は
京都の仏師康清を招き
対面で彫刻させたという
等身大の不動明王である。
本堂裏には夢窓疎石
築庭の池泉回遊式庭園がある。
国指定の名勝である。
所在地 |
山梨県甲州市塩山小屋敷2280 |
山号 |
乾徳山 |
宗派 |
臨済宗妙心寺派 |
本尊 |
釈迦如来 |
創建年 |
1330年(元徳2年) |
開山 |
夢窓疎石 |
備考 |
武田信玄の菩提寺 |
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