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放光寺(山梨)


放光寺 仁王門


 放光寺(ほうこうじ)は
山梨県甲州市にある
真言宗智山派の寺院である。

 JR中央本線「塩山」駅
より車で12分ほどの所にある。
近くに恵林寺がある。
  参考→恵林寺

 1184年(元暦元年)
安田義定(遠江守)が
賀賢上人を開山として
創建したと云われる。

 義定は甲斐源氏の
新羅三郎義光の孫で
一ノ谷の戦いの戦勝を
記念して開創したという。

 伽藍は禅宗寺院の影響を
受けた配置となっている。

 本堂は一重入母屋造、
銅板葺で方丈形式の本堂の
中で江戸中期の特色を示す
貴重な遺構と云われる。

 本尊・大日如来は宝冠を
かぶる檜材の寄木造坐像、
座高95.4cmである。

 不動明王立像、弓矢を
天に向ける「天弓愛染」形式
の愛染明王坐像を祀る。

 仁王門には金剛力士像を
安置する。上記3尊とともに
国の重要文化財である。


放光寺 本堂


所在地 山梨県甲州市塩山藤木2438
山号 高橋山
宗派 真言宗智山派
本尊 大日如来
創建年 1184年(元暦元年)
開基 安田義定
備考 甲斐百八霊場8番



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