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隆岩寺(茨城)


隆岩寺 山門


 隆岩寺(りゅうがんじ)は
茨城県古河市にある
浄土宗の寺院である。

 JR宇都宮線「古河」駅
から徒歩12分ほどの所にある。

 隆岩寺の守護神で
あったという福寿稲荷
神社に隣接している。

 なお、正定寺とは神社を
挟んで両隣に位置する。
  参考→正定寺

 1595年(文禄4年)
小笠原秀政が松平信康を
弔うため岌道上人を開山に
創建したと云われる。

 秀政は初代古河城主。
信康は秀政夫人の父である。

 信康は家康が18歳の時、
正室・瀬名姫(築山御前)
との間に生まれた
家康の長男でもある。

 信康は遠江二俣城に
預けられていたが信長の
命で自刃。21歳の生涯を
終えたという。

 信康の位牌を現在地に移し
新寺を建てたが、1767年
(明和4年)火災に遭い
のちに再建されている。


隆岩寺 本堂


所在地 茨城県古河市中央町1-7-39
山号 大蓮山
宗派 浄土宗
本尊 阿弥陀如来像
創建年 1595年(文禄4年)
開基 小笠原秀政
備考 松平信康の菩提寺



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