正定寺(茨城)
正定寺(しょうじょうじ)は
茨城県古河市にある
浄土宗の寺院である。
JR宇都宮線「古河」駅
から徒歩15分ほどの所にある。
1633年(寛永10年)
土井利勝が増上寺13世・
廓山上人の弟子の玄哲和尚を
開山として創建したという。
参考→増上寺
利勝は家康、秀忠、
家光の三代に仕えた大老
であり古河城主である。
古河は奥州街道と水路の
要地となり北の守りとして
有力大名が配置される。
土井家の墓所は歴代
70余霊と共に東京浅草の
誓願寺より移転・改葬
されたものである。
現在の本堂は1832年
(天保3年)11代・土井利位
により再建されている。
古河市指定有形文化財の
黒門は土井家江戸下屋敷
表門を移築したものである。
3代将軍・家光の側室
4代将軍・家綱の母である
「お楽の方」の供養塔がある。
所在地 |
茨城県古河市大手町7-1 |
山号 |
証誠山 |
宗派 |
浄土宗 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
創建年 |
1633年(寛永10年) |
開基 |
土井利勝 |
備考 |
土井家の菩提寺 |
|