大圓寺(東京)
大圓寺(だいえんじ)は
東京都目黒区にある
天台宗の寺院である。
目黒駅の西口を出て
急な坂道「行人坂」を下ると
すぐ左手にある。
江戸の初期、元和年間
(1615年-1624年)
湯殿山の大海法印による
創建に始まると伝える。
1772年(明和9年)
江戸3大火のひとつ
「行人坂火事」の火元となり
暫く再建の許可がない。
1848年(嘉永元年)
ようやく、薩摩藩主・
島津斉興の帰依を得て
その菩提寺として再建。
本堂に祀る大黒天は
山手七福神のひとつである。
本尊・釈迦如来は
清凉寺式釈迦如来像で
胎内に五臓六腑を納める。
参考→清凉寺
境内左手に釈迦三尊像、
五百羅漢像などの520体
ほどの石仏像が並ぶ。
統合した明王院に
八百屋お七と吉三との
情話の伝承が残る。
所在地 |
東京都目黒区下目黒1-8-5 |
山号 |
松林山 |
宗派 |
天台宗 |
本尊 |
釈迦如来 |
創建年 |
元和年間(1615年-1624年) |
別称 |
大海法印 |
備考 |
行人坂火事 |
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