往生寺(長野)
往生寺(おうじょうじ)は
長野県長野市にある
浄土宗の寺院である。
善光寺の西北にある
小高い山の中腹に位置する。
参考→善光寺
刈萱上人と石童丸
ゆかりの寺で、別称、
「苅萱堂」とも呼ばれる。
刈萱上人により
開創されたと云われる。
上人は九州博多(刈萱
の関)の城主・加藤重氏で
出家し高野山で修行。
参考→高野山(苅萱堂)
子の石童丸が弟子入りを 迫り許すが親子の情が邪魔
になると1人善光寺へ。
参篭後この地を授かり
当寺院が終焉の地となる。
後を追う石童丸は、父の
像を真似て地蔵菩薩像を刻む。
親子二体の地蔵尊を祀る。
刈萱親子の悲話は謡曲、
浄瑠璃などでも知られる。
縁起の絵と共に語る
説教法話「絵解き」を伝承。
「夕焼の鐘」は童謡
「夕焼小焼」の発祥の鐘という。
所在地 |
長野県長野市大字西長野往生地1334 |
山号 |
安楽山 |
宗派 |
浄土宗 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
開基 |
刈萱上人 |
別称 |
苅萱堂 |
備考 |
夕焼の鐘 |
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