双林院(京都)
双林院(そうりんいん)は
京都市山科区にある
天台宗の寺院である。
毘沙門堂の塔頭寺院で
毘沙門堂の石段下を5分ほど
谷川沿いに歩いた地点にある。
参考→毘沙門堂
1665年(寛文5年)
天台宗の僧・公海により
毘沙門堂の再建の際に
創建されたと云われる。
本尊は当初、湖東三山
の西明寺より迎えた
阿弥陀如来であったという。
のち、1866年(明治元年)
聖天堂を建て、門主の公遵法
親王の念持仏「大聖歓喜天」を
賜り本尊としたと云われる。
歓喜天は仏教の守護神で
象頭人身の姿で双身像が
抱擁するかたちで厨子内に
納められている。
昔から夫婦和合、子授かり、
財富等の霊験があるといわれ
信仰されている。
通称「山科聖天」と呼ばれる。
聖天堂は山門を潜り右手、
正面には不動堂がある。
所在地 |
京都市山科区安朱稲荷山町18-1 |
山号 |
護法山 |
宗派 |
天台宗 |
本尊 |
大聖歓喜天 |
創建年 |
1665年(寛文5年) |
開基 |
公海 |
通称 |
山科聖天 |
備考 |
毘沙門堂の塔頭寺院 |
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