本圀寺(京都)
本圀寺(ほんこくじ)は
京都市山科区にある
日蓮宗の寺院である。
妙顕寺とともに京都にある
日蓮宗の大本山の一つである。
「東の祖山」久遠寺に対し
「西の祖山」ともいわれる。
参考→妙顕寺
天智天皇山科陵の東、
山科疏水を越えた坂の上にある。
寺伝によれば、1253年
(建長5年)日蓮が鎌倉
松葉ヶ谷に建立した
法華堂が起源と伝える。
室町時代、1345年
鎌倉より京都に移り
本国寺としたと云われる。
江戸時代、1685年
徳川光圀の外護をうけ
光圀の圀の一字をもらい
「本圀寺」と改称したという。
朱色の山門は「赤門」とも
呼ばれ、加藤清正により
寄進されたものといわれる。
中門の仁王門は両側に
黄金の阿吽像、屋根には
金の鯱がある。
本堂内陣の太い柱
本堂前の灯籠、梵鐘など
黄金色が至る所に見られる。
所在地 |
京都市山科区御陵大岩6 |
山号 |
大光山 |
宗派 |
日蓮宗 |
寺格 |
大本山 |
本尊 |
三宝尊 |
創建年 |
(伝)1253年(建長5年) |
開山 |
(伝)日蓮 |
備考 |
水戸光圀ゆかりの寺 |
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