瑞峯院(京都)
瑞峯院(ずいほういん)は
京都市北区紫野にある
臨済宗大徳寺派の寺院である。
大徳寺境内の南にあり
興臨院などと共に大徳寺
の塔頭寺院の一つである。
参考→興臨院
1535年(天文4年)
大友宗麟が大満国師・
徹岫宗九を開山に迎えて
創建したと云われる。
大友宗麟は九州の
キリシタン大名で知られ
菩提寺として建立したという。
寺号は宗麟の法名
「瑞峯院殿瑞峯宗麟居士」
から付けたと云われる。
方丈(本堂)は表門、唐門
と共に室町時代の方丈建築
の貴重な遺構とされる。
方丈には野添平米による
朝鮮の金剛山の襖絵がある。
方丈前の庭園は独坐庭
(どくざてい)といわれ
瑞峯をテーマにした
蓬莱山式庭園である。
方丈裏には石組を
十字架形にした閑眠庭がある。
境内に大友宗麟夫妻の墓がある。
所在地 |
京都市北区紫野大徳寺町81 |
山号 |
龍寶山 |
宗派 |
臨済宗大徳寺派 |
本尊 |
釈迦如来 |
創建年 |
1535年(天文4年) |
開基 |
大友宗麟 |
備考 |
大徳寺塔頭 |
|