青龍寺(京都)
青龍寺(せいりゅうじ)は
京都市東山区にある
浄土宗の寺院である。
八坂道(霊山道)の坂道、
高台寺の山門前にある。
参考→高台寺
789年(延暦8年)
桓武天皇の勅命により
小塩山に建てられた
大宝寺に始まると云われる。
平安遷都とともに
現在地に移されたという。
その後、荒廃するが
1192年、法然の弟子・
見仏が再建、念仏道場
として引導寺と改める。
さらに、江戸時代、
寛永年間(1624-1645)、
知恩院32世・霊巌が
青龍寺に改称したという。
本堂には本尊の聖観音
菩薩が安置されている。
桓武天皇が最澄に、
唐の徳宗皇帝より献上
された香木伽羅(きゃら)
で彫刻させたと伝わる。
「伽羅観音」と呼ばれ
通称名「伽羅観さん」で
親しまれる。洛陽三十三
観音霊場9番である。
所在地 |
京都市東山区河原町通八坂鳥居前
下ル南町411 |
山号 |
見性山 |
宗派 |
浄土宗 |
本尊 |
聖観音菩薩 |
創建年 |
789年(延暦8年) |
開基 |
桓武天皇 |
通称名 |
伽羅観さん |
備考 |
洛陽三十三観音霊場9番 |
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