法音院(京都)
法音院(ほうおんいん)は
京都市東山区にある
真言宗泉涌寺派の寺院である。
泉涌寺の塔頭寺院の一つで
泉涌寺への参道「泉涌寺道」
の途中にある。
参考→泉涌寺
創建は定かでないが
寺伝によれば、鎌倉時代末、
1326(嘉暦元年)無人如導
により開創されたと伝える。
応仁の乱で焼失するが
江戸時代の初めに、
覚雲西堂により再建され
現在地に移されたという。
再建に当たり、幕府や
本多正貫・同夫人の支援を
得たと云われる。以来、
本多家の菩提寺となる。
現在の本堂の建物は
英照皇太后の大葬の際の
御須屋を賜わったものという。
堂内には、本尊・
一面三眼八臂の不空羂索
観音が安置されている。
洛陽三十三観音霊場
第25番の札所となっている。
寺内に「寿老人」を祀る。
「泉涌寺七福神」の第7番である。
所在地 |
京都市東山区泉涌寺山内町30 |
宗派 |
真言宗泉涌寺派 |
本尊 |
不空羂索観音 |
開基 |
無人如導 |
備考 |
泉涌寺塔頭寺院
洛陽三十三所観音霊場第25番 |
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