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泉涌寺(京都)


泉涌寺 境内


 泉涌寺 (せんにゅうじ)は
京都市東山区にある
真言宗泉涌寺派の総本山。

 京都の東山三十六峯の
一嶺、月輪山の麓にある。
皇室の菩提寺として、別称
「御寺(みてら)」と呼ばれる。

 創建は諸説あるが、1218年
(建保6年)空海の草庵・
法輪寺のち仙遊寺跡に月輪
大師が開創したと云われる。

 その後、寺地の一角から
清水が涌き出て泉涌寺と改称。
今も涌き続けているという。

 律を中心に天台・真言
・禅・浄土の四宗兼学
の道場として栄える。

 大門から仏殿、舎利殿、
その奥に天皇家の御座所、
霊明殿、方丈などがある。

 仏殿には運慶作とされる
阿弥陀如来・釈迦如来・
弥勒如来という過去・現在・
未来の三世仏を安置する。

 国内随一の巨大な「大
涅槃図」が公開されていた。

 舎利殿は釈迦の仏牙舎利を
奉安する貴重な霊殿である。
京都御所の建物を移築改装。
特別公開中であった。


泉涌寺 舎利殿


所在地 京都市東山区泉涌寺山内町27
山号 東山、 泉山
宗派 真言宗泉涌寺派
寺格 総本山
本尊 釈迦如来、阿弥陀如来、弥勒如来
別称 御寺
備考 真言宗十八本山第8番
京都十三仏霊場第6番



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