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閑臥庵(京都)


閑臥庵 山門


  臥庵(かんがあん)は
京都市北区烏丸通にある
黄檗宗の寺院である。

 鴨川の西、鞍馬口通、
京都御所の真北に位置する。
通称「鎮宅(ちんたく)さん」
とも呼ばれる。

 この地はもと梶井常修院
の宮の院邸であったいう。

 江戸前期、後水尾法皇が
鎮宅霊符神を貴船・奥の院
より勧請し開創したとされる。

 開山には黄檗山・
萬福寺初代隠元禅師から
6代目となる管長の千呆
(せんがい)禅師を迎える。
  参考→萬福寺

 法皇自ら「閑臥庵」と
命名し、宸筆の額を寄せて
勅号とし京都御所の祈願所に
したと云われる。

 本堂には本尊・釈迦
如来が安置されている。
鎮宅堂には鎮宅霊符神を祀る。

 鎮宅霊符神は十干十二支
九星を司る総守護神で
陰陽道最高の神とされる。
 
 庭園を眺めながらの
京懐石風・黄檗宗伝来の
「普茶料理」が好評という。


閑臥庵 鎮宅堂


所在地 京都市北区烏丸通鞍馬口東入ル278
山号 瑞芝山
宗派 黄檗宗
本尊 釈迦如来
開基 千呆禅師
通称名 鎮宅(ちんたく)さん
備考 普茶料理



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