竹林寺(京都)
竹林寺(ちくりんじ)は
京都市上京区にある
浄土宗西山禅林寺派の寺院である。
丸太町通と西大路通との
交差点・円町から北東へ
150mほどの地点にある。
「だるま寺」で知られる
法輪寺のすぐ向かい側にある。
朱塗りの山門が鮮やかで
「赤門の竹林寺」とも呼ばれる。
参考→法輪寺
創建は定かでないが
1279年(弘安2年)
顕意道教上人により
開創されたとも云われる。
上人は円空立信の弟子で
創建は後宇多天皇の頼願に
よるとも伝える。
平野国臣以下三十七士の
墓があることで知られる。
平野国臣はもと福岡藩士、
京都で尊王攘夷運動に奔走し
捕らえられ六角獄舎にて
斬首されたと云われる。
境内には「六角獄舎
殉難志士之墓」と刻まれた
墓碑が立っている。
本尊は阿弥陀如来である。
観音堂には藤原初期の作という
十一面観世音菩薩を祀る。
所在地 |
京都市上京区下立売通御前西入行衛町455 |
山号 |
五台山 |
宗派 |
浄土宗西山禅林寺派 |
本尊 |
阿弥陀如来 |
通称名 |
赤門の竹林寺 |
備考 |
平野国臣以下三十七士の墓 |
|