法輪寺2(京都)
法輪寺(ほうりんじ)は
京都市上京区にある
臨済宗妙心寺派の寺院である。
法輪寺は同じ京都でも
西京区嵐山にもある。
参考→法輪寺(嵐山)
法輪寺よりも「だるま寺」
の通称名で親しまれている。
1727年(享保12年)
大愚宗築禅師を開山とし
荒木光品宗禎が開基となり
万海和尚が創建したという。
開基の荒木は両替商で
武家の開基が多い妙心寺派
のなかでは異色である。
本堂には本尊・釈迦如来像
を祀る。また、仏涅槃木像
(金箔等身蓮上聡耳の木像)
が安置されている。
達磨堂には三国随一という
起き上がりの達磨をはじめ
諸願成就に奉納された
8,000体余の達磨を祀る。
達磨大師はインドから中国へ
禅を伝えた禅宗の開祖である。
少林寺で手も足も無くなるほど
厳しい修行をしたと云われる。
倒れても起き上がる
「七転八起」、この起き上がり
達磨運動の根本道場という。
所在地 |
京都市上京区下立売通西大路
東入ル行偉町457 |
山号 |
大宝山 |
宗派 |
臨済宗妙心寺派 |
本尊 |
釈迦如来 |
創建年 |
1727年(享保12年) |
開基 |
荒木光品宗禎 |
通称名 |
達磨寺 |
備考 |
京の通称寺霊場11番 |
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