光雲寺(京都)
光雲寺(こううんじ)は
京都市左京区にある
臨済宗南禅寺派の寺院、
南禅寺の境外塔頭である。
南禅寺の北域にあることから
「南禅寺北ノ坊」とも呼ばれる。
参考→南禅寺
1280年(弘安3年)
東福寺第3世、南禅寺
開祖の無関普門により
開山されたと云われる。
無関普門が南禅寺を
開山する11年前のことである。
当初は難波に建立。
1664年(寛文4年)
英中玄賢禅師が再興を図り、
現在地に移転したとされる。
この時、2代将軍・徳川秀忠と
江(ごう)の娘で後水尾天皇の
中宮となった東福門院・和子
の尽力があったという。
仏殿は本堂と禅堂とを兼ね
本尊の釈迦如来を祀る。また
左右に阿難・迦葉の二尊者像と
東福門院の坐像も安置する。
書院南庭は琵琶湖疏水
の水を引き若王子山を借景とする
池泉回遊式庭園である。
「南禅寺・禅センター」として
座禅などの研修に注力している。
所在地 |
京都市左京区南禅寺北ノ坊町59 |
山号 |
霊芝山 |
宗派 |
臨済宗南禅寺派 |
本尊 |
釈迦如来 |
創建年 |
1280年(弘安3年) |
開山 |
無関普門 |
別称 |
南禅寺北ノ坊 |
備考 |
南禅寺境外塔頭 |
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