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南禅寺(京都)


南禅寺 三門


 南禅寺 (なんぜんじ)は
京都市左京区にある
臨済宗南禅寺派の大本山である。

 京都五山・鎌倉五山の
別格上位で日本の全ての
禅寺の中で最も高い格式を持つ。

 1291年(正応4 年)
亀山法皇が無関普門
(大明国師)を開山に
迎えて開創したとされる。

 三門は天下竜門とも呼ばれ
上層の「五鳳楼」には
宝冠釈迦如来坐像や十六羅漢像
などが安置されている。

 石川五右衛門の「絶景かな」
で知られる楼上は眺めが良い。
しかし、五右衛門がいた時代は
今の三門はなかったという。

 法堂は中心的な建物で
堂内には本尊の釈迦如来が
安置されている。

 国宝の方丈は大方丈と
小方丈に分かれている。

 大方丈には狩野派の障壁画、
小方丈に狩野探幽作の襖絵
「群虎図」などがあり、中でも
「水呑みの虎」は有名である。

 大方丈前の庭園は
禅宗の代表的な枯山水で
名勝に指定されている。

南禅寺 法堂


所在地 京都市左京区南禅寺福地町86
山号 瑞龍山
宗派 臨済宗南禅寺派
寺格 大本山
本尊 釈迦如来
創建年 1291年(正応4 年)
開基 亀山法皇、無関普門(開山)
備考 京都五山・鎌倉五山の別格上位



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