興聖寺2(京都)
興聖寺(こうしょうじ)は
京都市上京区にある
臨済宗興聖寺派の本山である。
興聖寺は京都・宇治にもある。
当寺院は堀川通に面する。
参考→興聖寺(宇治)
古田織部(おりべ)ゆかり
の寺で「織部寺」ともいわれる。
1603年(慶長8年)
古田織部が後水尾天皇
の勅願により虚応円耳を
開山として創建したとされる。
以来、後陽成天皇および
後水尾天皇の勅願所となる。
また、東山天皇が常紫衣
(つねしえ)の寺と定める。
天明の大火(1788年)で
焼失するがその後再興される。
古田織部は美濃で生まれ
信長、秀吉、家康、秀忠に
仕えた武将である。
また、茶人でもあり
千利休に学び利休七哲の一人。
秀忠、諸大名に茶の湯を
伝授、織部焼を遺す。
京洛での放火事件に
織部の茶坊主が関与した
とされ自刃させられる。
古田織部の墓がある。
所在地 |
京都市上京区堀川通寺之内上ル
二丁目上天神町647 |
山号 |
円通山 |
宗派 |
臨済宗興聖寺派 |
寺格 |
本山 |
本尊 |
釈迦如来 |
創建年 |
1603年(慶長8年) |
開基 |
古田織部、虚応円耳(開山) |
別称 |
織部寺 |
備考 |
古田織部ゆかりの寺 |
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